新党、政治塾、何か一つのブームのような感じになってきている。やっぱり、解散・総選挙の「風」が吹き始めているのでしょうか?
大阪維新の会の政治塾には3326人の応募があったという。名古屋の政治塾には、定員の250人の倍近い462人の応募があったようだ。
そのブームの中心とも言える「大阪維新の会」が次期衆議院選挙に向けた事実上のマニュフェスト(政権公約)の骨格を明らかにしたと、マスコミ各社が報じていた。
坂本龍馬の国家構想「船中八策」にちなみ「維新八策」として、次の8つの柱で構成されているとのこと。
>統治機構の再構築
>行財政改革
>教育改革
>公務員制度改革
>社会保障制度改革
>経済政策・税制改革
>外交・安全保障
>憲法改正
統治機構改革では、道州制の導入や首相公選制の導入。社会保障制度改革では、年金の積立型と掛け捨て型の併用。憲法改正では、参議院の廃止や憲法改正要件の緩和。などを掲げている。
今後、衆議院選挙に向けて公約化を進めていくようだ。
目指している「国家観」はまだ見えてこない。大阪市長選挙でよく報道された「独裁」という言葉が頭に残っているが、そのことと、「首相公選制」がもたらす影響など冷静に見ていきたい。
この政治塾、マスコミも大きく取り上げていることもあるのか、たしかに大きな注目を集めていることは間違いないようだ。
民主党の現職衆議院議員も応募したというから、次期衆議院選挙に向けて、今後さまざまな動きが出てきそうだ。
これまでも、日本新党など「新党」ブームによる「風」が起きたことがある。しかし、それはあくまでも「風」でしかなかったような気がする。今ではすでに再編され、当時の名称など残っていない。
2009年の民主党政権の誕生も、「一度やらせてみればいい」といった有権者の感覚だったのではないだろうか。あの選挙の時、我が家の政治談議でもそんな議論があったような気がする。
いま巻き起こっている「新党」「政治塾」も、現在の政治・経済の「閉塞感」や持って行き場のない「いらだち」を汲み上げようとしているのか、いろいろなアンケート調査の結果にも、そんな傾向が表れていると思っている。
その意味では、次期衆議院選挙が注目されていることは間違いない。
マスコミ報道では、6月の解散・総選挙説がよく言われている。だとすると、逆算すれば、政権公約づくりに向けた骨格はこの時期から明らかにし、3月段階ではさらに肉付けした政策を明らかにしていくという流れになるのでしょうね。
ただ、さかんに報道される大阪維新の会であるが、よくわからないことも多い。
現在の維新の会の代表、幹事長は、それぞれ市長、知事だが、政治塾から衆議院選挙での国政進出を行うとなれば、これは「政党」としてなのでしょうか?「政党」とした場合の代表、幹事長は?
いずれ、国政進出を目指す、「新党?」の組織、役員などの骨格も見えてくるのでしょうね。
次期衆議院選挙に向けては、新党や政治塾がマスコミに取り上げられているが、既成政党が、どのような政権公約で選挙戦に臨むのか、ということについても注目したい。
今マスコミが注目している「新党」「政治塾」で、次期衆議院選挙での選択肢が増える流れになっていることは確かだ。
選挙では、ブームに流されずに冷静に見ていきたい。
新党、政治塾にしても、今後、どのような軌跡を描いて組織や理念、政策が形づくられていくのかで、その性格が見えてくると思う。
