今年は2月が29日まである「うるう年」の年だ。1年が366日ということになる。
地球は太陽の周りを1周するのに1年かかっている。実際には1周するのに365.25日かかる。つまり365日と4分の1かかる。そのため、この4分の1を4年分まとめて1日として、4年に1回調整している。
これが「うるう年」だ。
今年は、「うるう年」だけでなく、「うるう秒」もある。
「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS、所在地:パリ)」が決定しており、これを受けて世界で一斉にうるう秒の調整が行われている。
日本では、標準時を管理している独立行政法人「情報通信研究機構」が、地球の自転速度に標準時刻を合わせるため、7月1日に1秒の「うるう秒」を挿入すると発表した。世界で一斉に実施される。
最近では平成21年(2009年)1月1日にうるう秒の調整が行なわれており、3年半ぶりのことだ。
どうなるかといえば、7月1日午前8時59分59秒と午前9時の間に「午前8時59分60秒」を入れることで、1日を1秒長くする。
【参考情報】
>「うるう秒」挿入のお知らせ~今年の7月1日は 1秒 長い日となります~【総務省/情報通信研究機構】
地球が1回自転するのに1日かかるのだが、この自転速度が厳密に言えば「ずれ」が生じているというのだ。では、その「ずれ」はどうして分かるのかと言えば、高精度の原子時計を作ることができたからだ。この原子時計、3000万年で1秒した狂わないのだそうだ。
原子時計とのずれを調整するため数年に一度「うるう秒」を入れて調整しているのだ。
ということは、地球の動きが一定ではないことから、原子時計で測った1日と実際の地球の自転との差をためておいて、数年に1回、1秒を加えたり引いたりしているということになる。
基準になるのが、人間が作り出した時計というのが、地球の自転という動きのなかで、「すごい」と感じればいいのか、「?」なのか。
ちょっとしたミステリーのような感じもする。